今回紹介するのは青緑エルフデッキです。
主流の黒緑とは違い、エルフトークンを大量に並べて圧殺することを目的としています。強さとしては上の下、全体除去には弱いですが、スピードパワー共に問題ないです。
基本的な動きはマナエルフを利用して2、3Tまでに手札をほぼ使いきり、3、4T目にメロディ・調和・行進のどれかにつなぎます。どれも絶大なアドバンテージを約束しているカードなのでかまわずぶっぱなしてください。さらに、
・遺産のドルイドがいれば→マナが増え、やりたい放題。
・本質の管理人がいれば→大量ライフで余裕が出る。
などのシナジーがあります。特に遺産のドルイドは重要です。
また、ドローカードと運命の扉で、全体除去を打たれたとしても、復旧がしやすいのはポイントでしょう。変わり谷や光り葉の待ち伏せも全体除去対策になっています。
運命の扉は、大量マナ・ドローを利用してそのターンのうちに致死サイズまで育てることもできます。咆哮で即死を狙うのもいいのですが、色が合っていないのでサイドに社交の達人と共にいれてあります。モートが出てくるような相手には入れてください。
とても単純で楽しいデッキなので、皆さんもお試しあれ。
主流の黒緑とは違い、エルフトークンを大量に並べて圧殺することを目的としています。強さとしては上の下、全体除去には弱いですが、スピードパワー共に問題ないです。
■エルフトークンデッキ
// Lands
4 [10E] Yavimaya Coast
2 [LRW] Mosswort Bridge
3 [TSB] Gemstone Mine
10 [RAV] Forest (3)
3 [MOR] Mutavault
// Creatures
4 [LRW] Imperious Perfect
4 [MOR] Heritage Druid
4 [10E] Llanowar Elves
4 [PLC] Essence Warden
4 [MOR] Bramblewood Paragon
2 [CS] Boreal Druid
// Spells
4 [LRW] Elvish Promenade
4 [LRW] Gilt-Leaf Ambush
4 [MOR] Distant Melody
2 [MOR] Door of Destinies
2 [PLC] Harmonize
// Sideboard
SB: 1 [MOR] Door of Destinies
SB: 2 [10E] Joiner Adept
SB: 2 [MOR] Roar of the Crowd
SB: 4 [LRW] Cloudthresher
SB: 3 [10E] Pithing Needle
SB: 3 [LRW] Primal Command
基本的な動きはマナエルフを利用して2、3Tまでに手札をほぼ使いきり、3、4T目にメロディ・調和・行進のどれかにつなぎます。どれも絶大なアドバンテージを約束しているカードなのでかまわずぶっぱなしてください。さらに、
・遺産のドルイドがいれば→マナが増え、やりたい放題。
・本質の管理人がいれば→大量ライフで余裕が出る。
などのシナジーがあります。特に遺産のドルイドは重要です。
また、ドローカードと運命の扉で、全体除去を打たれたとしても、復旧がしやすいのはポイントでしょう。変わり谷や光り葉の待ち伏せも全体除去対策になっています。
運命の扉は、大量マナ・ドローを利用してそのターンのうちに致死サイズまで育てることもできます。咆哮で即死を狙うのもいいのですが、色が合っていないのでサイドに社交の達人と共にいれてあります。モートが出てくるような相手には入れてください。
とても単純で楽しいデッキなので、皆さんもお試しあれ。
粒選りの収穫の使い道
2008年3月6日 MTGデッキ コメント (3) 今回紹介するのは粒選りの収穫、クリームを使ったデッキです。使えそうで使われないこのクリームですが、どういったデッキで使えばいいのでしょうか?答えは、TCGでしょう。
TCGとはなんぞ?と思われる方もいるかもしれませんが、タルモ・コール・ガラクの総称です。モーニングタイドが出るまでこの3枚が環境の中心だったのでトレーディングカードゲームにかけてそう呼ばれていました。
ではとりあえずレシピの方をどうぞ。
クリームを使うにあたり、相性のいいカードは、
?低コストでパワーの高いカード
?複数回クリーチャーを場に出せるカード
?ドローを増やせるorカードアドバンテージをとれるカード
の3種類が考えられます。
このデッキの場合だと、
?タルモゴイフ・ウーナのうろつくもの・叫び大口
?野生語りのガラク・傲慢な完全者・獣群の呼び声
?護民官の道探し・不敬の命令
このような構成になっています。
?には定番の「調和」を追加してもいいかもしれません。
護民官の道探しは弱いと思われるかもしれませんが、クリームを置くと目移りしてしまって、中盤以降土地が伸びないので、生物を出しながら土地を引き増せるこのカードは意外に重要です。エルフ土地も入っているので、エルフであるという点も評価できます。
とまあ、クリームが入っているという以外は、単純に攻めていくだけのデッキですので、強さとしては中の上程度でしょうか。無駄なカードを引かない、というすばらしいメリットを持っていますが、クリームを置く分初動が少し遅いのが難点です。
今流行りのフルバーンに対してはこの初動の遅さは致命的かもしれません。
しかしクリーム、何かと将来性のうかがえるカードです。葉冠の古老または相殺と一緒に使えば・・などとも妄想してしまいます。
何か他に良い使い道を思いついた方がいらっしゃればぜひお教えください。
TCGとはなんぞ?と思われる方もいるかもしれませんが、タルモ・コール・ガラクの総称です。モーニングタイドが出るまでこの3枚が環境の中心だったのでトレーディングカードゲームにかけてそう呼ばれていました。
ではとりあえずレシピの方をどうぞ。
■クリームTCG
// Lands
6 [RAV] Forest (3)
2 [10E] Treetop Village
4 [MM] Swamp (2)
4 [10E] Llanowar Wastes
4 [LRW] Gilt-Leaf Palace
1 [PLC] Urborg, Tomb of Yawgmoth
2 [MOR] Mutavault
// Creatures
3 [LRW] Garruk Wildspeaker
3 [LRW] Imperious Perfect
1 [MOR] Chameleon Colossus
4 [10E] Civic Wayfinder
4 [LRW] Oona’s Prowler
4 [FUT] Tarmogoyf
3 [LRW] Shriekmaw
// Spells
2 [LRW] Profane Command
4 [MOR] Cream of the Crop
4 [LRW] Nameless Inversion
2 [10E] Loxodon Warhammer
3 [TSB] Call of the Herd
// Sideboard
SB: 1 [MOR] Chameleon Colossus
SB: 4 [LRW] Eyes of the Wisent
SB: 4 [PLC] Extirpate
SB: 1 [LRW] Shriekmaw
SB: 3 [LRW] Cloudthresher
SB: 2 [LRW] Primal Command
クリームを使うにあたり、相性のいいカードは、
?低コストでパワーの高いカード
?複数回クリーチャーを場に出せるカード
?ドローを増やせるorカードアドバンテージをとれるカード
の3種類が考えられます。
このデッキの場合だと、
?タルモゴイフ・ウーナのうろつくもの・叫び大口
?野生語りのガラク・傲慢な完全者・獣群の呼び声
?護民官の道探し・不敬の命令
このような構成になっています。
?には定番の「調和」を追加してもいいかもしれません。
護民官の道探しは弱いと思われるかもしれませんが、クリームを置くと目移りしてしまって、中盤以降土地が伸びないので、生物を出しながら土地を引き増せるこのカードは意外に重要です。エルフ土地も入っているので、エルフであるという点も評価できます。
とまあ、クリームが入っているという以外は、単純に攻めていくだけのデッキですので、強さとしては中の上程度でしょうか。無駄なカードを引かない、というすばらしいメリットを持っていますが、クリームを置く分初動が少し遅いのが難点です。
今流行りのフルバーンに対してはこの初動の遅さは致命的かもしれません。
しかしクリーム、何かと将来性のうかがえるカードです。葉冠の古老または相殺と一緒に使えば・・などとも妄想してしまいます。
何か他に良い使い道を思いついた方がいらっしゃればぜひお教えください。
エレメンタルでヒバリを作ろう
2008年3月5日 MTGデッキ 最初に告知です。今のところ平日毎日電波デッキを紹介しているこのブログですが、明日明後日はバタバタするので更新がないかもしれません。
今回はメタの中心にいるヒバリデッキの紹介をします。ただし、定番のブリンク型ではなく、エレメンタル型です。強さとしては上の下、トーナメントでも十分通用しますが、対策は十分にされているデッキなので注意してください。
このデッキは無限ドローと無限ダメージのコンボを搭載しており、一直線にコンボ達成を狙います。また、相手の妨害でコンボ達成できない場合も各種エレメンタル・ヒバリ・ガルガドンと十分に戦闘がこなせるクリーチャーが揃っているので問題なく立ち回れるはずです。
一応コンボの説明をしましょう。
影武者でヒバリをコピーすると、影武者が殺されても自身の能力で復活し、さらに他の生物を墓地から連れて来るという凶悪な生物が誕生することになります。4/3飛行ということで無視できない強さなのですが、殺せないとなると厄介です。
この2枚のコンボだけで十分な強さですが、ここに生け贄エンジンを噛ませると墓地のパワー2以下の生物を好きなだけ場に戻せます。ガルガドンの場合は能力を解決せずに生け贄だけしてスタックにどんどん積み上げればいいわけです。
熟考漂いやホムンクルスを場に戻せば無限ドローができますし、モグの狂信者を戻せば無限ダメージです。無限ドローでモグを引いてきて無限ダメージにつなげれば勝利ですね。
エレメンタルデッキなので先触れ・煙束ね・魂炊きを駆使してヒバリや熟考漂いを高速召喚でき、コンボ完成せずともそれだけでもプレッシャーになります。先触れは通常は熟考漂いを持ってくることを優先してください。
純粋にヒバリコンボを楽しみたい方にはブリンク型よりもおすすめですので、ぜひ試してみてください。ただし、ヒバリが嫌いという方も多いと思いますので、用法用量を守って楽しいプレイをしてくださいね。
今回はメタの中心にいるヒバリデッキの紹介をします。ただし、定番のブリンク型ではなく、エレメンタル型です。強さとしては上の下、トーナメントでも十分通用しますが、対策は十分にされているデッキなので注意してください。
■ヒバリinエレメンタル
// Lands
3 [10E] Terramorphic Expanse
3 [10E] Battlefield Forge
5 [TSP] Mountain (3)
4 [10E] Island (4)
4 [10E] Shivan Reef
4 [MOR] Primal Beyond
// Creatures
4 [TSP] Greater Gargadon
1 [MOR] Seething Pathblazer
3 [LRW] Incandescent Soulstoke
1 [10E] Mogg Fanatic
4 [MOR] Reveillark
4 [LRW] Smokebraider
4 [LRW] Flamekin Harbinger
4 [PLC] Body Double
4 [LRW] Mulldrifter
4 [FUT] Bonded Fetch
// Spells
4 [10E] Mind Stone
// Sideboard
SB: 1 [MOR] Nevermaker
SB: 4 [CS] Rune Snag
SB: 1 [LRW] Ingot Chewer
SB: 2 [LRW] Sower of Temptation
SB: 4 [10E] Threaten
SB: 3 [MOR] Chameleon Colossus
このデッキは無限ドローと無限ダメージのコンボを搭載しており、一直線にコンボ達成を狙います。また、相手の妨害でコンボ達成できない場合も各種エレメンタル・ヒバリ・ガルガドンと十分に戦闘がこなせるクリーチャーが揃っているので問題なく立ち回れるはずです。
一応コンボの説明をしましょう。
影武者でヒバリをコピーすると、影武者が殺されても自身の能力で復活し、さらに他の生物を墓地から連れて来るという凶悪な生物が誕生することになります。4/3飛行ということで無視できない強さなのですが、殺せないとなると厄介です。
この2枚のコンボだけで十分な強さですが、ここに生け贄エンジンを噛ませると墓地のパワー2以下の生物を好きなだけ場に戻せます。ガルガドンの場合は能力を解決せずに生け贄だけしてスタックにどんどん積み上げればいいわけです。
熟考漂いやホムンクルスを場に戻せば無限ドローができますし、モグの狂信者を戻せば無限ダメージです。無限ドローでモグを引いてきて無限ダメージにつなげれば勝利ですね。
エレメンタルデッキなので先触れ・煙束ね・魂炊きを駆使してヒバリや熟考漂いを高速召喚でき、コンボ完成せずともそれだけでもプレッシャーになります。先触れは通常は熟考漂いを持ってくることを優先してください。
純粋にヒバリコンボを楽しみたい方にはブリンク型よりもおすすめですので、ぜひ試してみてください。ただし、ヒバリが嫌いという方も多いと思いますので、用法用量を守って楽しいプレイをしてくださいね。
スリヴァー復興のために
2008年3月4日 MTGデッキ コメント (2) 今回紹介するのはスリヴァーデッキです。スリヴァーは多相の影響もあって組みにくい環境になってきていますが、多相の恩恵を得られるのはスリヴァーも同じです。
パワー重視、タフネス軽視のメタの中、タフネスを上げられる監視スリヴァー、そしてドランを中心に組み上げました。強さとしては中の上、悪くない動きをします。
リストが非常に長くなっていますが、多色で土地が複雑になっているのと、きらめく願いによる、いわゆるウィッシュボードの構成を取っているからです。
カードごとの解説をば
・変わり谷
追加のスリヴァー。強化が多いので大分強くなります。4枚積みたかったところですが、3色なのでそこまで強気に積めませんでした。
・横這&筋力&監視&増力スリヴァー
充実の全体強化の量で並べば並ぶほど強くなります。監視は地味ですがこのデッキの主役の一人で、タフネスが2も増えるので紅蓮地獄や硫黄破などのダメージ系の除去に耐性を持っています。
・ドラン
単体でも強いですが、監視スリヴァーが増力スリヴァーと同等になり、根の壁も鉄壁に変えてしまうのでこのデッキの主役です。
・宝革スリヴァー&きらめく願い
通常は願いでドランや調和スリヴァーを引っ張ってきますが、宝革がいれば青や赤が混じったカードも使用できるのでサイドボードに仕込んであります。熱狂スリヴァーを出せばラスゴ対策にもなりますし、活用してください。
また、引っ張ってきたカードは願いを打ったターンに使えるのが理想です。プレイングに注意してください。
・ヒバリ
このデッキはパワー2以下ばかりなので戻し放題です。増力やドランが戻ってくれば悶絶モノでしょう。
・名も無き転置
基本除去ですが相手の変わり谷対策でもあります。スリヴァーじゃなくなれば補助を受けられませんから。逆に相手が転置を使えばこちらのスリヴァーも問答無用で死ぬことに注意してください。
説明はこんなところです。サイドボードには除去やライフをサポートするカードがありますので必要に応じて引っ張ってください。
さて、スリヴァーが冷遇されていると思われるこの環境ですが、ヒバリ・変わり谷・つぶやき林、とドランカラーのスリヴァーには追い風が吹いています。
みなさんもドランと監視スリヴァーを使ってスリヴァー復興を目指しませんか?
パワー重視、タフネス軽視のメタの中、タフネスを上げられる監視スリヴァー、そしてドランを中心に組み上げました。強さとしては中の上、悪くない動きをします。
■ドラン型スリヴァー
// Lands
4 [10E] Brushland
3 [MM] Forest (2)
4 [10E] Llanowar Wastes
4 [R] Plains (2)
1 [FUT] Horizon Canopy
2 [TSP] Flagstones of Trokair
4 [MOR] Murmuring Bosk
3 [MOR] Mutavault
// Creatures
4 [TSP] Sidewinder Sliver
4 [PLC] Sinew Sliver
4 [TSP] Watcher Sliver
4 [TSP] Gemhide Sliver
3 [TSP] Might Sliver
3 [LRW] Doran, the Siege Tower
2 [MOR] Reveillark
4 [TSB] Wall of Roots
// Spells
3 [FUT] Glittering Wish
4 [LRW] Nameless Inversion
// Sideboard
SB: 1 [LRW] Doran, the Siege Tower
SB: 2 [TSP] Harmonic Sliver
SB: 1 [TSP] Saffi Eriksdotter
SB: 2 [LRW] Profane Command
SB: 1 [TSB] Mystic Enforcer
SB: 1 [PLC] Frenetic Sliver
SB: 3 [LRW] Cloudthresher
SB: 1 [TSB] Stormbind
SB: 1 [TSB] Fiery Justice
SB: 1 [PLC] Darkheart Sliver
SB: 1 [PLC] Necrotic Sliver
リストが非常に長くなっていますが、多色で土地が複雑になっているのと、きらめく願いによる、いわゆるウィッシュボードの構成を取っているからです。
カードごとの解説をば
・変わり谷
追加のスリヴァー。強化が多いので大分強くなります。4枚積みたかったところですが、3色なのでそこまで強気に積めませんでした。
・横這&筋力&監視&増力スリヴァー
充実の全体強化の量で並べば並ぶほど強くなります。監視は地味ですがこのデッキの主役の一人で、タフネスが2も増えるので紅蓮地獄や硫黄破などのダメージ系の除去に耐性を持っています。
・ドラン
単体でも強いですが、監視スリヴァーが増力スリヴァーと同等になり、根の壁も鉄壁に変えてしまうのでこのデッキの主役です。
・宝革スリヴァー&きらめく願い
通常は願いでドランや調和スリヴァーを引っ張ってきますが、宝革がいれば青や赤が混じったカードも使用できるのでサイドボードに仕込んであります。熱狂スリヴァーを出せばラスゴ対策にもなりますし、活用してください。
また、引っ張ってきたカードは願いを打ったターンに使えるのが理想です。プレイングに注意してください。
・ヒバリ
このデッキはパワー2以下ばかりなので戻し放題です。増力やドランが戻ってくれば悶絶モノでしょう。
・名も無き転置
基本除去ですが相手の変わり谷対策でもあります。スリヴァーじゃなくなれば補助を受けられませんから。逆に相手が転置を使えばこちらのスリヴァーも問答無用で死ぬことに注意してください。
説明はこんなところです。サイドボードには除去やライフをサポートするカードがありますので必要に応じて引っ張ってください。
さて、スリヴァーが冷遇されていると思われるこの環境ですが、ヒバリ・変わり谷・つぶやき林、とドランカラーのスリヴァーには追い風が吹いています。
みなさんもドランと監視スリヴァーを使ってスリヴァー復興を目指しませんか?
土日は編集できませんで、二日空いてしまいました。
今回紹介するのは赤使いなら誰もがロマンを抱く、赤単フルバーンデッキです。モーニングタイドで板岩の踏みつけといういかしたカードが出ていたので組んでみました。
強さとしては上の下、トーナメントでも十分に戦えますが、安定性が少し足りていません。
構成としてはこんな形です。見ての通り火力ばかりの構成ですね。
針落としと脅しつけでドローを狙いながら本体のみを焼いていきます。生物焼いていてもキリがないので割り切りましょう。
さて、主役の踏みつけに関して考察しましょう。
踏みつけの能力は、
です。
ドローを狙っているのはこれの確率を引き上げるためでもあるんです。
大抵これを打つのはライブラリーが48枚程度の頃なので、手札に一枚のみ来ているときの成功確率は単純計算で(3/48)×7=7/16となります。つまり、大体45%です。(正確に計算すれば+2%くらいされるので47%ほどあります。5割ですね。)
期待値はこれに7をかけて3点強ですので、3マナ火力として採用するのは悪くないと思います。
問題は2枚引いてしまったときです。成功確率は(2/48)×7=7/24、2割程度まで落ちてしまいます。しかし2枚引いているのでもう一度チャンスはあるわけですが。2枚目も計算してみましょう。マナの関係で、次のターンに打つこととします。
・1枚目が当たらない場合 (2/40)×7=7/20 35%
・1枚目が当たった場合 (1/40)×7=7/40 18%
とまあ、ちょっと厳しい数字になってしまいます。
なので、ドロー呪文の連発は、踏みつけを引いていないときに留め、踏みつけを引いたらさっさと使ってしまった方がいいです。
自分の運に自信がない人は踏みつけを突然のショック、針落としを硫黄破に変えれば安定します。しかし、ロマンあふれるカードですので、ぜひ一度は踏みつけの爽快感を味わってみてください。一枚ずつめくっていくあのわくわくする気持ち、そして勝負を一気に左右する緊張感はたまりません。
今回紹介するのは赤使いなら誰もがロマンを抱く、赤単フルバーンデッキです。モーニングタイドで板岩の踏みつけといういかしたカードが出ていたので組んでみました。
強さとしては上の下、トーナメントでも十分に戦えますが、安定性が少し足りていません。
■踏みつけ型フルバーン
// Lands
1 [FUT] Keldon Megaliths
17 [7E] Mountain (2)
4 [MOR] Mutavault
// Creatures
4 [PLC] Keldon Marauders
4 [10E] Mogg Fanatic
// Spells
4 [10E] Incinerate
4 [TSP] Rift Bolt
3 [MOR] Shard Volley
4 [MOR] Stomping Slabs
4 [TSB] Browbeat
3 [LRW] Needle Drop
4 [LRW] Lash Out
4 [10E] Shock
// Sideboard
SB: 4 [10E] Threaten
SB: 2 [MOR] Spitebellows
SB: 2 [10E] Smash
SB: 4 [10E] Cryoclasm
SB: 3 [TSP] Sulfurous Blast
構成としてはこんな形です。見ての通り火力ばかりの構成ですね。
針落としと脅しつけでドローを狙いながら本体のみを焼いていきます。生物焼いていてもキリがないので割り切りましょう。
さて、主役の踏みつけに関して考察しましょう。
踏みつけの能力は、
あなたのライブラリーのカードを上から7枚公開し、それらをあなたのライブラリーの一番下に好きな順番で置く。この方法でStomping Slabsという名前のカードが公開された場合、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。Stomping Slabsはそれに7点のダメージを与える
です。
ドローを狙っているのはこれの確率を引き上げるためでもあるんです。
大抵これを打つのはライブラリーが48枚程度の頃なので、手札に一枚のみ来ているときの成功確率は単純計算で(3/48)×7=7/16となります。つまり、大体45%です。(正確に計算すれば+2%くらいされるので47%ほどあります。5割ですね。)
期待値はこれに7をかけて3点強ですので、3マナ火力として採用するのは悪くないと思います。
問題は2枚引いてしまったときです。成功確率は(2/48)×7=7/24、2割程度まで落ちてしまいます。しかし2枚引いているのでもう一度チャンスはあるわけですが。2枚目も計算してみましょう。マナの関係で、次のターンに打つこととします。
・1枚目が当たらない場合 (2/40)×7=7/20 35%
・1枚目が当たった場合 (1/40)×7=7/40 18%
とまあ、ちょっと厳しい数字になってしまいます。
なので、ドロー呪文の連発は、踏みつけを引いていないときに留め、踏みつけを引いたらさっさと使ってしまった方がいいです。
自分の運に自信がない人は踏みつけを突然のショック、針落としを硫黄破に変えれば安定します。しかし、ロマンあふれるカードですので、ぜひ一度は踏みつけの爽快感を味わってみてください。一枚ずつめくっていくあのわくわくする気持ち、そして勝負を一気に左右する緊張感はたまりません。
クレリックデッキを組んでみよう
2008年2月29日 MTGデッキ コメント (2) 今回紹介するデッキはクレリックデッキです。
クレリックというとテンペスト時代のシャドーウィニーやオンスロート時代のゾンビ・クレリックを思い浮かべてしまいますが、今の時代はこれです、戦波の錬金術師。
クレリックの数だけプレイヤーへのダメージを毎回軽減してくれる強化版ウルザの鎧といったところでしょうか。早速レシピを紹介しましょう。
強さとしては中の中、トーナメントレベルではありませんが、展開によってはトーナメントレベルの相手にも勝利を望めます。
このデッキには非常にたくさんのシナジーが盛り込まれていて、少し詰め込みすぎた感じもします。コンボとしては大きくは2種類搭載されています。
?魔力のとげとタマノーアor錬金術師のコンボ
?ヒバリ・サッフィー・鏡+管理人の無限ライフコンボ
一応コンボの説明をしますと、
?
魔力のとげで土地をタップするたびに1点食らうようになりますが、タマノーアのライフゲインで帳消しor錬金術師で軽減することによって、相手だけ一方的に土地の利用を制限されることになります。
タマノーアの場合、相手が土地をタップすればこちらのライフが増え、2体以上並ぶと自分の土地タップでもライフが増えるという結構悪質なコンボです。
ただ、これらの生物が場にいないと自分にも影響するため、とげを出すタイミングが問題になってきます。
?
サッフィーの能力でヒバリを場に戻すと、サッフィーともう一体が場に戻せるため、ヒバリを墓地に送る手段があれば何度でも繰り返せます。このデッキの場合、鏡の精体の能力をX=0で無限回スタックに載せることで達成します。これはメタの中心のヒバリブリンクでも使われている方法です。
X=0でこちらの全ての生物が破壊された後、ヒバリ・サッフィー・管理人が場に戻り、ライフ2を得ます。サッフィーでヒバリを守った後、スタックに残してあるX=0を解決することを繰り返すと、無限ライフになります。
?の無限ライフコンボは隙あらば狙う、という形で、ヒバリとサッフィーは主にタマノーアや錬金術師をサポートして?のコンボ達成・維持を狙います。
また、鏡と管理人はどちらもクレリックなので錬金術師の能力を高めてくれます。こいつらは単体でも嫌らしいですね。
あ、ちなみにDead/Goneなんてマイナーなカードが入っているのはささやかなヒバリ対策です。鏡起動後に相手の影武者を戻してしまえば、時間稼ぎになります。石覆いをサイドボードに積むのもいいかもしれません。
では今回はこのへんで。タマノーアはタフネスも4あり、なかなか優秀な子ですので、皆さんも一度は使ってみてあげてください。
クレリックというとテンペスト時代のシャドーウィニーやオンスロート時代のゾンビ・クレリックを思い浮かべてしまいますが、今の時代はこれです、戦波の錬金術師。
クレリックの数だけプレイヤーへのダメージを毎回軽減してくれる強化版ウルザの鎧といったところでしょうか。早速レシピを紹介しましょう。
強さとしては中の中、トーナメントレベルではありませんが、展開によってはトーナメントレベルの相手にも勝利を望めます。
■クレリック(&とげ&ヒバリ)
// Lands
4 [LRW] Ancient Amphitheater
3 [CS] Arctic Flats
3 [CS] Snow-Covered Forest
2 [CS] Highland Weald
1 [CS] Snow-Covered Mountain
2 [CS] Snow-Covered Plains
2 [TSP] Flagstones of Trokair
3 [FUT] Horizon Canopy
1 [CS] Mouth of Ronom
2 [10E] Brushland
// Creatures
4 [CS] Tamanoa
3 [MOR] Reveillark
3 [MOR] Battletide Alchemist
3 [TSP] Saffi Eriksdotter
4 [LRW] Mirror Entity
4 [10E] Soul Warden
// Spells
3 [10E] Manabarbs
4 [FUT] Edge of Autumn
4 [10E] Incinerate
3 [PLC] Dead/Gone
2 [TSP] Sulfurous Blast
// Sideboard
SB: 1 [PLC] Dead/Gone
SB: 4 [LRW] Oblivion Ring
SB: 3 [MOR] Chameleon Colossus
SB: 3 [LRW] Cloudthresher
SB: 4 [10E] Pyroclasm
このデッキには非常にたくさんのシナジーが盛り込まれていて、少し詰め込みすぎた感じもします。コンボとしては大きくは2種類搭載されています。
?魔力のとげとタマノーアor錬金術師のコンボ
?ヒバリ・サッフィー・鏡+管理人の無限ライフコンボ
一応コンボの説明をしますと、
?
魔力のとげで土地をタップするたびに1点食らうようになりますが、タマノーアのライフゲインで帳消しor錬金術師で軽減することによって、相手だけ一方的に土地の利用を制限されることになります。
タマノーアの場合、相手が土地をタップすればこちらのライフが増え、2体以上並ぶと自分の土地タップでもライフが増えるという結構悪質なコンボです。
ただ、これらの生物が場にいないと自分にも影響するため、とげを出すタイミングが問題になってきます。
?
サッフィーの能力でヒバリを場に戻すと、サッフィーともう一体が場に戻せるため、ヒバリを墓地に送る手段があれば何度でも繰り返せます。このデッキの場合、鏡の精体の能力をX=0で無限回スタックに載せることで達成します。これはメタの中心のヒバリブリンクでも使われている方法です。
X=0でこちらの全ての生物が破壊された後、ヒバリ・サッフィー・管理人が場に戻り、ライフ2を得ます。サッフィーでヒバリを守った後、スタックに残してあるX=0を解決することを繰り返すと、無限ライフになります。
?の無限ライフコンボは隙あらば狙う、という形で、ヒバリとサッフィーは主にタマノーアや錬金術師をサポートして?のコンボ達成・維持を狙います。
また、鏡と管理人はどちらもクレリックなので錬金術師の能力を高めてくれます。こいつらは単体でも嫌らしいですね。
あ、ちなみにDead/Goneなんてマイナーなカードが入っているのはささやかなヒバリ対策です。鏡起動後に相手の影武者を戻してしまえば、時間稼ぎになります。石覆いをサイドボードに積むのもいいかもしれません。
では今回はこのへんで。タマノーアはタフネスも4あり、なかなか優秀な子ですので、皆さんも一度は使ってみてあげてください。
どこでもドアから警官が出てきて
2008年2月28日 MTGデッキ コメント (4)前回はメタの中心のデッキを紹介しましたが、今回は電波デッキの紹介に戻ろうと思います。
今回紹介するのは誰もが一度は夢を抱く、セファリッドの警官デッキです。強さは中の下。トーナメントレベルではありませんのであしからず。
今回は青黒のウィザードを寄せ集めて構築しました。なぜ集めたかというと、運命の扉を仕込んでいるからです。今回は扉と相性の良いネームレスのために青黒にしましたが、青白でマーフォーク・ウィザードにしてみるのもいいかもしれません。
どこでもドアこと、運命の扉は指定した種族の呪文を使うたびに、その種族がどんどんと強化されていくという能力を持っています。つまりセファリッドの警官がいつの間にか育って、ビートしながらバウンスもこなせるようになってしまえるわけです。わお。
扉と警官の両方と相性の良いヴェリス・ヴェルの翼も搭載しているので時には5つ以上のパーマネントをバウンスして相手をガタガタにできるかもしれませんね。
カウンターは警官と相性の良い青命令しか入っていませんが、幸い除去は多めに入っているので除去をうまく使用して勝利を目指しましょう。
警官の攻撃が見事通った日には、相手から罵詈雑ご・・賛辞の言葉をいただけること間違いないです。
警官に夢を抱いたことのある皆さん、運命の扉でもう一度チャレンジしてみませんか?
今回紹介するのは誰もが一度は夢を抱く、セファリッドの警官デッキです。強さは中の下。トーナメントレベルではありませんのであしからず。
■警官ウィザード
// Lands
12 [CS] Snow-Covered Island
4 [10E] Underground River
2 [CS] Snow-Covered Swamp
4 [LRW] Secluded Glen
2 [MOR] Mutavault
// Creatures
4 [10E] Cephalid Constable
4 [TSB] Shadowmage Infiltrator
3 [LRW] Shriekmaw
2 [FUT] Venser, Shaper Savant
2 [LRW] Sower of Temptation
// Spells
3 [LRW] Cryptic Command
3 [LRW] Wings of Velis Vel
3 [PLC] Damnation
4 [TSP] Ancestral Vision
3 [MOR] Door of Destinies
4 [LRW] Nameless Inversion
1 [LRW] Profane Command
今回は青黒のウィザードを寄せ集めて構築しました。なぜ集めたかというと、運命の扉を仕込んでいるからです。今回は扉と相性の良いネームレスのために青黒にしましたが、青白でマーフォーク・ウィザードにしてみるのもいいかもしれません。
どこでもドアこと、運命の扉は指定した種族の呪文を使うたびに、その種族がどんどんと強化されていくという能力を持っています。つまりセファリッドの警官がいつの間にか育って、ビートしながらバウンスもこなせるようになってしまえるわけです。わお。
扉と警官の両方と相性の良いヴェリス・ヴェルの翼も搭載しているので時には5つ以上のパーマネントをバウンスして相手をガタガタにできるかもしれませんね。
カウンターは警官と相性の良い青命令しか入っていませんが、幸い除去は多めに入っているので除去をうまく使用して勝利を目指しましょう。
警官の攻撃が見事通った日には、相手から罵詈雑ご・・賛辞の言葉をいただけること間違いないです。
警官に夢を抱いたことのある皆さん、運命の扉でもう一度チャレンジしてみませんか?
環境最速ウィニー、キスキン
2008年2月27日 MTGデッキ コメント (2)今回紹介するのはモーニングタイド後のスタンダードでメタの一角を占めているキスキンデッキです。
これは兵士とのハイブリッドバージョンで、メドウグレンの騎士など兵士でないものは基本的に入っていません。
強さは上の中、丁寧に対処されない限りは大分安定した勝利が望めます。同系相手では先手ゲーでしょう。
キスキンの特徴として、
?1マナ圏の生物が12体(重鎮・タッパー・戦術家)投入される。
?変わり谷を投入しても肝心の白マナが出ないので、変わり谷は土地として数えない。
ということが挙げられます。
ご覧の通り、このデッキでもこの特徴は崩していません。
ここに8体のロード、兵士の旗騎士、国境警備隊を入れて完成です。
旗騎士は地味ですが、誇りのコストを軽減してくれるのが1マナでも大分大きいです。その1マナでトークンが1体出てしまいますから。
民兵団の誇りはグリフィンガイドと迷う人が多いようですが、このデッキの場合、元帥が入って8ロード構成のためこれを投入しています。打点の期待値が高く、国境警備隊との相性も良いです。勝てる試合は大体これで圧殺しています。
さて、このデッキは見てのとおりのウィニーですから、全体除去には弱いです。紅蓮地獄なり滅びなりを打ち込めば戦線崩壊はそう難しくありません。しかし変わり谷、警備隊、誇り、と戦線維持の手段が残されています。
対処する側としては、紅蓮地獄の後にインスタント除去で変わり谷を殺すところまでいってようやく第一波が止まるので意識しながら丁寧に対処してください。
また、ターボフォグのデッキタイプもこのデッキには有利に戦えます。サイドボードでセプターでの対処を試みていますが、メインではまず不可能でしょう。このことから同系対策、キスキン対策にフォグは有効なサイドボードの一つなのが分かります。
(このデッキにも同系対策でいれてあります)
最後に、電波置き場らしくないですが、現在のメタゲームの構図を考えてみますと、キスキンとフェアリーとヒバリがじゃんけんをやっているところに、エルフ、ならず者、ビッグマナが目を光らせている、といった感じでしょう。
ちなみにじゃんけんの力関係はキスキンがグーで、フェアリーがチョキで、ヒバリがパーですね。ウィニーVSクロックパーミVSコンボ入りコントロールとは・・モーニングタイド前の環境とはがらりと変わって、他のデッキタイプが入り込む余地は少なそうです。哀しいことに、ヒバリが多くの重いデッキを駆逐してしまいました・・。
ま、何はともあれ、まだ体験していない人がおられましたら、このデッキでメタの一角を体験してみてはいかが?
これは兵士とのハイブリッドバージョンで、メドウグレンの騎士など兵士でないものは基本的に入っていません。
強さは上の中、丁寧に対処されない限りは大分安定した勝利が望めます。同系相手では先手ゲーでしょう。
■兵士デッキ(キスキンデッキ)
// Lands
4 [FUT] Horizon Canopy
11 [7E] Plains (2)
4 [MOR] Rustic Clachan
2 [TSP] Flagstones of Trokair
4 [MOR] Mutavault
// Creatures
4 [10E] Field Marshal
4 [LRW] Goldmeadow Stalwart
4 [LRW] Goldmeadow Harrier
4 [LRW] Wizened Cenn
3 [MOR] Kinsbaile Borderguard
4 [MOR] Cenn’s Tactician
4 [MOR] Ballyrush Banneret
// Spells
4 [LRW] Oblivion Ring
4 [LRW] Militia’s Pride
// Sideboard
SB: 4 [LRW] Burrenton Forge-Tender
SB: 4 [PLC] Stonecloaker
SB: 3 [CS] Jester’s Scepter
SB: 4 [LRW] Pollen Lullaby
キスキンの特徴として、
?1マナ圏の生物が12体(重鎮・タッパー・戦術家)投入される。
?変わり谷を投入しても肝心の白マナが出ないので、変わり谷は土地として数えない。
ということが挙げられます。
ご覧の通り、このデッキでもこの特徴は崩していません。
ここに8体のロード、兵士の旗騎士、国境警備隊を入れて完成です。
旗騎士は地味ですが、誇りのコストを軽減してくれるのが1マナでも大分大きいです。その1マナでトークンが1体出てしまいますから。
民兵団の誇りはグリフィンガイドと迷う人が多いようですが、このデッキの場合、元帥が入って8ロード構成のためこれを投入しています。打点の期待値が高く、国境警備隊との相性も良いです。勝てる試合は大体これで圧殺しています。
さて、このデッキは見てのとおりのウィニーですから、全体除去には弱いです。紅蓮地獄なり滅びなりを打ち込めば戦線崩壊はそう難しくありません。しかし変わり谷、警備隊、誇り、と戦線維持の手段が残されています。
対処する側としては、紅蓮地獄の後にインスタント除去で変わり谷を殺すところまでいってようやく第一波が止まるので意識しながら丁寧に対処してください。
また、ターボフォグのデッキタイプもこのデッキには有利に戦えます。サイドボードでセプターでの対処を試みていますが、メインではまず不可能でしょう。このことから同系対策、キスキン対策にフォグは有効なサイドボードの一つなのが分かります。
(このデッキにも同系対策でいれてあります)
最後に、電波置き場らしくないですが、現在のメタゲームの構図を考えてみますと、キスキンとフェアリーとヒバリがじゃんけんをやっているところに、エルフ、ならず者、ビッグマナが目を光らせている、といった感じでしょう。
ちなみにじゃんけんの力関係はキスキンがグーで、フェアリーがチョキで、ヒバリがパーですね。ウィニーVSクロックパーミVSコンボ入りコントロールとは・・モーニングタイド前の環境とはがらりと変わって、他のデッキタイプが入り込む余地は少なそうです。哀しいことに、ヒバリが多くの重いデッキを駆逐してしまいました・・。
ま、何はともあれ、まだ体験していない人がおられましたら、このデッキでメタの一角を体験してみてはいかが?
今回はモーニングタイド入りスタンダードで作った電波デッキの紹介です。
菌類ビヒモスを見たときピピンと受信しましたね。+1/+1カウンターが増えていくやつらでデッキを作ろう、と。
強さとしては中の下、トーナメントレベルではないのでご了承ください。
構成としてはご覧の通り、基本的にはガウージャスティスです。(ああすいません、ローカルネタですがガウーは誤字じゃありません)
また、トロールと多相を軸にシャーマンデッキの構成もとっています。トロールは+1カウンター生み出してくれませんが、載せられる側としては最適ですよね。
ほとんどのカードが+1/+1カウンターを生み出すのに何かしら貢献してくれるので、主役である(と勝手に思っている)菌類ビヒモスが巨大サイズで降臨してくれること間違いありません。
流行のフェアリーやヒバリにはどう頑張っても勝てる気がしませんが、焦熱の裁きでアドバンテージを取れる相手には軽く勝てることもあるかもしれませんね。
時にはこういう電波も息抜きに使ってみてはいかが?
菌類ビヒモスを見たときピピンと受信しましたね。+1/+1カウンターが増えていくやつらでデッキを作ろう、と。
強さとしては中の下、トーナメントレベルではないのでご了承ください。
■+1/+1カウンターデッキ
// Lands
4 [FUT] Llanowar Reborn
4 [FUT] Grove of the Burnwillows
4 [LRW] Ancient Amphitheater
1 [10E] Plains (4)
3 [10E] Brushland
3 [TSP] Forest (4)
4 [10E] Battlefield Forge
// Creatures
4 [MOR] Taurean Mauler
4 [PLC] Fungal Behemoth
4 [PLC] Kavu Predator
3 [LRW] Mirror Entity
3 [LRW] Ajani Goldmane
4 [10E] Quirion Dryad
3 [MOR] Rage Forger
1 [FUT] Epochrasite
3 [10E] Troll Ascetic
// Spells
4 [10E] Condemn
4 [TSB] Fiery Justice
構成としてはご覧の通り、基本的にはガウージャスティスです。(ああすいません、ローカルネタですがガウーは誤字じゃありません)
また、トロールと多相を軸にシャーマンデッキの構成もとっています。トロールは+1カウンター生み出してくれませんが、載せられる側としては最適ですよね。
ほとんどのカードが+1/+1カウンターを生み出すのに何かしら貢献してくれるので、主役である(と勝手に思っている)菌類ビヒモスが巨大サイズで降臨してくれること間違いありません。
流行のフェアリーやヒバリにはどう頑張っても勝てる気がしませんが、焦熱の裁きでアドバンテージを取れる相手には軽く勝てることもあるかもしれませんね。
時にはこういう電波も息抜きに使ってみてはいかが?
地獄界で闇のゲームしませんか?
2008年2月25日 MTGデッキ初回ということですが、今回は最近お気に入りの「闇のゲーム」ができるスタンダードのデッキを紹介します。
モーニングタイド入ってませんが、入れるカードが見当たらなかっただけですので、あしからず。今月から相対的に弱体化した感じはあります。強さとしては上の下、今月からは中の上程度といったところでしょうか。
見てのとおり、現代版メグリムジャーです。
命運の輪の大量ドローと地獄界の夢orメグリムで一気に削り、赤コマンド等でトドメ、という流れになります。
プレイングは少し難しめですが、実戦に耐えうるレベルです。モータイ後は少し厳しくなりましたが。
理想的な流れを説明すると、
1T目:ロータス待機
2T目:Fate
3T目:鉱山 or 地獄界 or 偏頭痛
4T目:ロータス生け贄 → 時間の恐喝を反復でコピー
追加T:煮るなり焼くなり。
この時間の恐喝のコピーはこれだけでは相手を殺せませんが、このデッキのメインコンボです。実においしい。
「怒鳴りつけ/Blowbeat」等と少し挙動が違うんですね、PLCの脅迫カードは。
「コピーはプレイされてないのでライフを選べない」
ここがミソ。
相手は、ライフ半分になった状態で追加1Tか、追加2Tを甘んじて受けるしかないわけです。
鉱山かFateの待機、のどちらかをあらかじめ置いておかないと効果は薄いですが、十分人が殺せるターンが手に入ります。
反復は恐喝のコピー以外にも、Fateをコピーして大ダメージを狙ったり、相手の打ち消しの邪魔をしたり応用が利きます。
コピーする際にオリジナルが打ち消されると困るので、青が見えたら使い方を後者に変えないといけません。
コンボデッキということで、おなじみパーミ系統には弱いですが、楽しいデッキですので、ぜひお試しあれ。
地獄界、偏頭痛、時間の恐喝、とあなたを闇色に染め上げてくれます。
モーニングタイド入ってませんが、入れるカードが見当たらなかっただけですので、あしからず。今月から相対的に弱体化した感じはあります。強さとしては上の下、今月からは中の上程度といったところでしょうか。
■地獄界デッキ
// Lands
4 [FUT] Graven Cairns
4 [10E] Sulfurous Springs
2 [PLC] Urborg, Tomb of Yawgmoth
9 [UNH] Swamp
4 [CHK] Mountain (1)
1 [LRW] Spinerock Knoll
// Spells
4 [10E] Underworld Dreams
4 [TSP] Wheel of Fate
2 [10E] Megrim
4 [TSP] Lotus Bloom
4 [PLC] Damnation
3 [TSP] Reiterate
4 [LRW] Incendiary Command
3 [TSP] Sulfurous Blast
4 [10E] Howling Mine
4 [PLC] Temporal Extortion
// Sideboard
SB: 4 [PLC] Extirpate
SB: 4 [PLC] Fury Charm
SB: 3 [TSP] Sudden Spoiling
SB: 4 [10E] Pyroclasm
見てのとおり、現代版メグリムジャーです。
命運の輪の大量ドローと地獄界の夢orメグリムで一気に削り、赤コマンド等でトドメ、という流れになります。
プレイングは少し難しめですが、実戦に耐えうるレベルです。モータイ後は少し厳しくなりましたが。
理想的な流れを説明すると、
1T目:ロータス待機
2T目:Fate
3T目:鉱山 or 地獄界 or 偏頭痛
4T目:ロータス生け贄 → 時間の恐喝を反復でコピー
追加T:煮るなり焼くなり。
この時間の恐喝のコピーはこれだけでは相手を殺せませんが、このデッキのメインコンボです。実においしい。
「怒鳴りつけ/Blowbeat」等と少し挙動が違うんですね、PLCの脅迫カードは。
「コピーはプレイされてないのでライフを選べない」
ここがミソ。
相手は、ライフ半分になった状態で追加1Tか、追加2Tを甘んじて受けるしかないわけです。
鉱山かFateの待機、のどちらかをあらかじめ置いておかないと効果は薄いですが、十分人が殺せるターンが手に入ります。
反復は恐喝のコピー以外にも、Fateをコピーして大ダメージを狙ったり、相手の打ち消しの邪魔をしたり応用が利きます。
コピーする際にオリジナルが打ち消されると困るので、青が見えたら使い方を後者に変えないといけません。
コンボデッキということで、おなじみパーミ系統には弱いですが、楽しいデッキですので、ぜひお試しあれ。
地獄界、偏頭痛、時間の恐喝、とあなたを闇色に染め上げてくれます。