今年のスタンダード振り返り
2011年12月30日 MTG他の人に釣られて、やっておく。
■カウブレードの夏
今年はイニストラード発売までの間、もっぱらリミテッド大会ばかり参加していました。
ジェイスや石鍛冶に支配された環境に挑むのは、どうも気が乗らなかった。
この2枚のカードは結局禁止となりましたが、それでも残り3ヶ月のこの環境に気乗りがしなかったのは僕だけではないでしょう。ネクロの夏やMoMaの冬と並ぶ最悪の環境「カウブレードの夏」だったと思います。
■イニストラード発売後の環境
しかしまあ、イニストラード発売後の環境はそれはもう面白くて。
青、白、黒を中心としたパーミッション型コントロールはもう見ることはないと思っていたデッキタイプで、ローウィンブロックあたりでもう再びこのような環境になることは諦めていたのだけれど、それが舞い戻ってきた。
そして緑単グローブや赤緑ケッシグが流行しましたね。この二つのデッキを見て、はるか昔ウルザ-マスクスの時代に行われたトリニティ→アングリーハーミット→アングリーノンハーミットのメタ変遷を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。知らない人もMTG Wikiでも「メタゲーム」の項目で例に挙げられている好例なのでチェックしてみるといいと思います。
このような少し懐かしさも感じさせるメタゲームに戻したというのは開発陣の物凄い快挙だと思います。
ここに赤単や鋼、緑白ビート、青白ビート、イリュージョン、そしてまた鋼、8タイタン、エスパーへ、と物凄い速さでメタゲームは動きました。
そしてメタゲームを踏まえたダークホースとして前回Finals優勝の長槍感染や僕の使っていた出産の殻デッキなども結果を残しています。
メタゲーム次第で新しいデッキも結果を残せるというのは、基本的にTier1デッキを使わない僕のようなプレイヤーのモチベーションを大きく向上させたと思います。
■出産の殻
さて、僕の日記ですので、僕自身の振り返りをさせてもらいますが、完全に出産の殻に捧げた一年・・いや4ヶ月でした。
環境開始前に津村さんが公式記事でTier1として掲げたのがこのデッキでした。http://mtg-jp.com/reading/tsumura/002196/
前環境での強さは知っていましたし、ミミックの大桶とのシナジーを知り合いに見せてもらい、「これならば行ける!」とまだ殻が高い頃にデッキの主軸のカードを揃えました。今回はTier1デッキで大会に出る、という決意と共に・・。ええ、この数週間後には前評判もなんのその、すっかりTier3以下にまで落ち込んだ出産の殻の姿が・・。
というわけで、例年どおり、Tier1以外のデッキ、いわゆるローグデッキで大会に出ることになった僕でした。
出産の殻デッキがTier3以下まで落ち込んだのには色々理由が考えられますが、一番大きい理由は環境初期に苦手とするエスパーコントロールが猛威をふるっていたことでしょう。
そしてもう一つ大きい理由としては前環境を引きずりすぎたというのがあります。
前環境では豊富なドロースペルにより、出産の殻自身が軸となることができました。しかし、出産の殻を引くドロースペル不在となった後も出産の殻を軸にし続け、ヒポグリフや解放の樹などの銀弾が一枚挿しされているレシピばかりとなっていました。津村さんの先ほどの記事でも前環境の形に合わせるべく、カードパワーを落としてでも似た役割のカードを探しています。
殻が引けなくても動くよう、デッキの軸を太陽のタイタン・幻影の像・酸のスライムを中心とした生物のコンボに変更し、出産の殻がそれを補助する、という形に変更したのがGP広島バージョン。
さらにビートメタに合わせ打撃力を強化する方向でパーツを見直したFinals2011バージョン。
どちらもGPTシーズンやFinals予選シーズンを通して物凄く高い勝率を見せてくれました。
ありがとう、本当に愛してる。次のスタンダードでもきっと殻を使うと思います。
■カウブレードの夏
今年はイニストラード発売までの間、もっぱらリミテッド大会ばかり参加していました。
ジェイスや石鍛冶に支配された環境に挑むのは、どうも気が乗らなかった。
この2枚のカードは結局禁止となりましたが、それでも残り3ヶ月のこの環境に気乗りがしなかったのは僕だけではないでしょう。ネクロの夏やMoMaの冬と並ぶ最悪の環境「カウブレードの夏」だったと思います。
■イニストラード発売後の環境
しかしまあ、イニストラード発売後の環境はそれはもう面白くて。
青、白、黒を中心としたパーミッション型コントロールはもう見ることはないと思っていたデッキタイプで、ローウィンブロックあたりでもう再びこのような環境になることは諦めていたのだけれど、それが舞い戻ってきた。
そして緑単グローブや赤緑ケッシグが流行しましたね。この二つのデッキを見て、はるか昔ウルザ-マスクスの時代に行われたトリニティ→アングリーハーミット→アングリーノンハーミットのメタ変遷を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。知らない人もMTG Wikiでも「メタゲーム」の項目で例に挙げられている好例なのでチェックしてみるといいと思います。
このような少し懐かしさも感じさせるメタゲームに戻したというのは開発陣の物凄い快挙だと思います。
ここに赤単や鋼、緑白ビート、青白ビート、イリュージョン、そしてまた鋼、8タイタン、エスパーへ、と物凄い速さでメタゲームは動きました。
そしてメタゲームを踏まえたダークホースとして前回Finals優勝の長槍感染や僕の使っていた出産の殻デッキなども結果を残しています。
メタゲーム次第で新しいデッキも結果を残せるというのは、基本的にTier1デッキを使わない僕のようなプレイヤーのモチベーションを大きく向上させたと思います。
■出産の殻
さて、僕の日記ですので、僕自身の振り返りをさせてもらいますが、完全に出産の殻に捧げた一年・・いや4ヶ月でした。
環境開始前に津村さんが公式記事でTier1として掲げたのがこのデッキでした。http://mtg-jp.com/reading/tsumura/002196/
前環境での強さは知っていましたし、ミミックの大桶とのシナジーを知り合いに見せてもらい、「これならば行ける!」とまだ殻が高い頃にデッキの主軸のカードを揃えました。今回はTier1デッキで大会に出る、という決意と共に・・。ええ、この数週間後には前評判もなんのその、すっかりTier3以下にまで落ち込んだ出産の殻の姿が・・。
というわけで、例年どおり、Tier1以外のデッキ、いわゆるローグデッキで大会に出ることになった僕でした。
出産の殻デッキがTier3以下まで落ち込んだのには色々理由が考えられますが、一番大きい理由は環境初期に苦手とするエスパーコントロールが猛威をふるっていたことでしょう。
そしてもう一つ大きい理由としては前環境を引きずりすぎたというのがあります。
前環境では豊富なドロースペルにより、出産の殻自身が軸となることができました。しかし、出産の殻を引くドロースペル不在となった後も出産の殻を軸にし続け、ヒポグリフや解放の樹などの銀弾が一枚挿しされているレシピばかりとなっていました。津村さんの先ほどの記事でも前環境の形に合わせるべく、カードパワーを落としてでも似た役割のカードを探しています。
殻が引けなくても動くよう、デッキの軸を太陽のタイタン・幻影の像・酸のスライムを中心とした生物のコンボに変更し、出産の殻がそれを補助する、という形に変更したのがGP広島バージョン。
さらにビートメタに合わせ打撃力を強化する方向でパーツを見直したFinals2011バージョン。
どちらもGPTシーズンやFinals予選シーズンを通して物凄く高い勝率を見せてくれました。
ありがとう、本当に愛してる。次のスタンダードでもきっと殻を使うと思います。
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