時のらせん、ローウィン環境を振り返る。2
2008年9月18日 MTG もう一ヶ月もすればTSPブロック(+CS)がスタン落ちですよ。もうすぐ去ってしまうであろう、ローウィンが入ってからのスタンダードを振り返っていこうかなどと思います。第二回。
大会とかの成績は関係なし!あくまで私refの主観に基づいた偏見と電波に満ちた振り返りでございますが!
ということで、前回の続きでMOR加入後のスタンダードを振り返っていこうと思います。
■2.モーニングタイド来襲!最初からクライマックス!
ローウィン加入後のスタンダードはなんとも遅く、それゆえに多様なデッキの存在を許す、未来への可能性を感じさせる滑り出しでした。ローウィンの後ろには従来と違い、まだ三つのエキスパンションが残されています。環境は段階的にレベルアップしていくであろうことが予想されます。
が!
明らかにモーニングタイドは壊れていたといっていいでしょう。最終エキスパンションで出すべきであろうカード群。それが一気に押し寄せました。
・+1/+1カウンターを載せる職業サイクル。
・変わり谷:現代版ミシュラの工廠。種族強化の恩恵と、全体除去耐性。
・カメコロ:タフネス4、プロ黒。多相。・・パンプ。
・苦花:回避能力付トークン生産。タイプ、フェアリー。
そして、
ヒバリ。
4/3飛行。
場を「離れた」とき墓地からパワー2以下の生物を2体「場に」戻す。
パワー4の飛行。約束されたアドバンテージ。そしてなぜか足りない「このカードをゲームから取り除く」。アカデミーの学長をなぜ忘れてしまったのか。
アドバンテージの塊であるだけでなく、無限コンボの成立まで判明したヒバリは、環境を激変させます。無限コンボの成立ターン・コンボパーツの少なさ・開始難易度。そもそも無限成立させるまでもなく影武者で不死。
多くのデッキに死の宣告が行われました。もうその速度では勝てないよ、と。
対策をしようにも、墓地にコンボパーツを揃えていく構成のため、単純な除去では意味がなく、全体除去も無意味。墓地対策も完全に後手。
砂コン、ターボフォグなどのコントロールの死滅。ヒバリより遅いコンボデッキの死滅。そして、多くのクリーチャーデッキも神の怒りの前に膝を屈し、バーンでさえもエイヴンの裂け目追いのライフゲインに散っていく。
相性の良いデッキは果たして・・ありました。苦花を手に入れたことにより、後手の弱さ、フィニッシャー、呪文詰まりの問題の全てを克服したフェアリーです。
あと2つ、シャドームーアとイーブンタイドを残した状態で、環境は完成してしまいました。フェアリーvsヒバリvsその他、です。フェアリーを食うデッキはヒバリに食われ、ヒバリはフェアリーに食われ、そしてフェアリーは・・雲打ちに?
さあ、いきなり幕を開けたこの熾烈な環境で、どのようなデッキが生まれたでしょうか?
・エルフ戦士、エルフ、ならず者、ゴブリンパクト、バーン、キスキン、ヒバリ、フェアリー
黒曜石の戦斧が注目された戦士デッキですが、優秀な戦士が完全者、カメコロ、レン地くらいしかおらず、普通の緑黒エルフに戻ってゆきました。変わり谷とカメコロを手に入れ、カメコロは予想通り黒ウィニーに終止符を打ちました。
徘徊能力が注目されたならず者は、ヤスデ団によるコントロール・コンボ殺しが強烈でした。しかし、カメコロの存在と、全体的に細い生物が原因で姿を消します。
カメコロ対策に墓所の契約を使用したゴブリンパクトが登場し、トークンの数でほかのデッキを圧倒にかかります。しかし、契約を軸にした動きであるため、どうにも環境のスピードに対応しきれなかったようです。
変わり谷を得たバーンデッキも土地ビートを軸に暴れますが、活躍が知れ渡ってすぐにライフゲインで対策され、結局ヒバリはどうしようもありませんでした。フェアリー相手には強かったのですが。
キスキンも新たな一マナ生物や国境警備隊、変わり谷を得てフェアリーを圧倒にかかりますが、やはりヒバリに食われてしまう結果になります。エイヴンの裂け目追いの追加も拍車をかけました。
さて、俺が作ったデッキはというと。土地破壊が存在しないことを前提としたデッキが多かったため、ニッチを狙って土地破壊を構築しました。
http://85252.diarynote.jp/200803121202510000/
といってもこのころはまだ時期が悪かったように思えます。フェアリーとヒバリの勢いがまだ止まらない時期でした。最近はちらほらと結果を残しているようですね、このタイプも。
ほかにも力の化身を使ったデッキやゾンビ主体のデッキも組んだりしたんですが、
http://85252.diarynote.jp/200803261240330000/
http://85252.diarynote.jp/200803281601090000/
ちょっと厳しすぎた気がしますね。
それでは今回はこのへんで。
次回は、MORですでに環境を完成させてしまったかに見えたスタンダード環境に一石を投じるシャドームーアを振り返ります。
大会とかの成績は関係なし!あくまで私refの主観に基づいた偏見と電波に満ちた振り返りでございますが!
ということで、前回の続きでMOR加入後のスタンダードを振り返っていこうと思います。
■2.モーニングタイド来襲!最初からクライマックス!
ローウィン加入後のスタンダードはなんとも遅く、それゆえに多様なデッキの存在を許す、未来への可能性を感じさせる滑り出しでした。ローウィンの後ろには従来と違い、まだ三つのエキスパンションが残されています。環境は段階的にレベルアップしていくであろうことが予想されます。
が!
明らかにモーニングタイドは壊れていたといっていいでしょう。最終エキスパンションで出すべきであろうカード群。それが一気に押し寄せました。
・+1/+1カウンターを載せる職業サイクル。
・変わり谷:現代版ミシュラの工廠。種族強化の恩恵と、全体除去耐性。
・カメコロ:タフネス4、プロ黒。多相。・・パンプ。
・苦花:回避能力付トークン生産。タイプ、フェアリー。
そして、
ヒバリ。
4/3飛行。
場を「離れた」とき墓地からパワー2以下の生物を2体「場に」戻す。
パワー4の飛行。約束されたアドバンテージ。そしてなぜか足りない「このカードをゲームから取り除く」。アカデミーの学長をなぜ忘れてしまったのか。
アドバンテージの塊であるだけでなく、無限コンボの成立まで判明したヒバリは、環境を激変させます。無限コンボの成立ターン・コンボパーツの少なさ・開始難易度。そもそも無限成立させるまでもなく影武者で不死。
多くのデッキに死の宣告が行われました。もうその速度では勝てないよ、と。
対策をしようにも、墓地にコンボパーツを揃えていく構成のため、単純な除去では意味がなく、全体除去も無意味。墓地対策も完全に後手。
砂コン、ターボフォグなどのコントロールの死滅。ヒバリより遅いコンボデッキの死滅。そして、多くのクリーチャーデッキも神の怒りの前に膝を屈し、バーンでさえもエイヴンの裂け目追いのライフゲインに散っていく。
相性の良いデッキは果たして・・ありました。苦花を手に入れたことにより、後手の弱さ、フィニッシャー、呪文詰まりの問題の全てを克服したフェアリーです。
あと2つ、シャドームーアとイーブンタイドを残した状態で、環境は完成してしまいました。フェアリーvsヒバリvsその他、です。フェアリーを食うデッキはヒバリに食われ、ヒバリはフェアリーに食われ、そしてフェアリーは・・雲打ちに?
さあ、いきなり幕を開けたこの熾烈な環境で、どのようなデッキが生まれたでしょうか?
・エルフ戦士、エルフ、ならず者、ゴブリンパクト、バーン、キスキン、ヒバリ、フェアリー
黒曜石の戦斧が注目された戦士デッキですが、優秀な戦士が完全者、カメコロ、レン地くらいしかおらず、普通の緑黒エルフに戻ってゆきました。変わり谷とカメコロを手に入れ、カメコロは予想通り黒ウィニーに終止符を打ちました。
徘徊能力が注目されたならず者は、ヤスデ団によるコントロール・コンボ殺しが強烈でした。しかし、カメコロの存在と、全体的に細い生物が原因で姿を消します。
カメコロ対策に墓所の契約を使用したゴブリンパクトが登場し、トークンの数でほかのデッキを圧倒にかかります。しかし、契約を軸にした動きであるため、どうにも環境のスピードに対応しきれなかったようです。
変わり谷を得たバーンデッキも土地ビートを軸に暴れますが、活躍が知れ渡ってすぐにライフゲインで対策され、結局ヒバリはどうしようもありませんでした。フェアリー相手には強かったのですが。
キスキンも新たな一マナ生物や国境警備隊、変わり谷を得てフェアリーを圧倒にかかりますが、やはりヒバリに食われてしまう結果になります。エイヴンの裂け目追いの追加も拍車をかけました。
さて、俺が作ったデッキはというと。土地破壊が存在しないことを前提としたデッキが多かったため、ニッチを狙って土地破壊を構築しました。
http://85252.diarynote.jp/200803121202510000/
といってもこのころはまだ時期が悪かったように思えます。フェアリーとヒバリの勢いがまだ止まらない時期でした。最近はちらほらと結果を残しているようですね、このタイプも。
ほかにも力の化身を使ったデッキやゾンビ主体のデッキも組んだりしたんですが、
http://85252.diarynote.jp/200803261240330000/
http://85252.diarynote.jp/200803281601090000/
ちょっと厳しすぎた気がしますね。
それでは今回はこのへんで。
次回は、MORですでに環境を完成させてしまったかに見えたスタンダード環境に一石を投じるシャドームーアを振り返ります。
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