正気ではいられないサニタイフィッシュ
2008年8月10日 MTGデッキ 久々のデッキ紹介です。正気を削り落とす魚デッキですよ。
強さは上の中より少し下といったところ。マーフォーク特有のキャントリップしながらのビートを軸としながら、状況に応じてライブラリ破壊も狙えるトリッキーなデッキです。
ビートの方は今更説明も不要でしょう。8ロードで相手のブロックをこじあけながら殴ります。悲しげなセルキーがイーブンタイドで追加され、キャントリップ生物8枚体制になっているので、息切れの心配はないかと思います。
キャントリップのおかげで、序盤ビートで攻勢をかけ、攻めきれないと判断した段階でライブラリ破壊に移行するといった動きも難なく可能です。
ライブラリ破壊は呪文書の盗人、正気の削り落とし、ジェイス、記憶の放流の4種類が搭載されています。放流と削り落としだけで削りきろうと思えば、合計で4〜5発打ち込む必要がありますが、盗人やジェイスがいるので実際はもっと少ない枚数で可能でしょう。キャントリップしているうちに手数が揃っている場合が多いです。
盗人やジェイスの信頼度というか、除去されずに使用できる可能性は本来結構低いのですが、ビートとハイブリッドさせているシナジーが実はあります。
盗人しか生物がないデッキと、盗人以上の生物がわんさかいるデッキでは盗人の生存率はまるで違いますよね。他の特定の生物主体のコンボを狙う場合も避雷針として他の生物を多量に仕込んで置くといいです。
ジェイスも生物の壁で守ることができますし、過剰に攻撃を割り振られた場合は「PWシールドおいしいです」とでも思ってビート戦略に切り替えてしまうのもアリです。
さて、正気の削り落としの彩色ですが、青アバターを入れまくって削り落としの性能を高めようという誘惑に誘われがちですよね。
おそらく、アバターを入れておけば20枚程度は削れる計算になるのですが、その分マナカーブがいびつになってしまいます。土地も多めにいれなければいけなくなるので、期待値もあまり伸びません。実際、このサニタイフィッシュの構成でも12枚〜17枚程度の幅で削ることが可能です。
最後にサイドボードですが、神の怒りの場所はもともと道化の王杓をいれていた場所なのですが、神の怒りが必要なさそうな相手には道化とサイドで入れ替えてもよさそうです。
あとは月メイガスに弱そうなので、少し意識したサイドボードがいいかもしれません。
以上。少し対人で回しましたが、ライブラリ削りきっての勝利がなかなか高確率で可能です。おもしろいですよ。お試しあれ。
強さは上の中より少し下といったところ。マーフォーク特有のキャントリップしながらのビートを軸としながら、状況に応じてライブラリ破壊も狙えるトリッキーなデッキです。
■サニタイフィッシュ
// Lands
4 [LRW] Wanderwine Hub
4 [SHM] Mystic Gate
12 [A] Island (1)
2 [SHM] Reflecting Pool
// Creatures
4 [MOR] Grimoire Thief
4 [LRW] Silvergill Adept
4 [EVE] Wistful Selkie
4 [TSB] Lord of Atlantis
4 [LRW] Merrow Reejerey
3 [LRW] Jace Beleren
// Spells
4 [SHM] Memory Sluice
4 [EVE] Sanity Grinding
4 [LRW] Cryptic Command
3 [10E] Wrath of God
ビートの方は今更説明も不要でしょう。8ロードで相手のブロックをこじあけながら殴ります。悲しげなセルキーがイーブンタイドで追加され、キャントリップ生物8枚体制になっているので、息切れの心配はないかと思います。
キャントリップのおかげで、序盤ビートで攻勢をかけ、攻めきれないと判断した段階でライブラリ破壊に移行するといった動きも難なく可能です。
ライブラリ破壊は呪文書の盗人、正気の削り落とし、ジェイス、記憶の放流の4種類が搭載されています。放流と削り落としだけで削りきろうと思えば、合計で4〜5発打ち込む必要がありますが、盗人やジェイスがいるので実際はもっと少ない枚数で可能でしょう。キャントリップしているうちに手数が揃っている場合が多いです。
盗人やジェイスの信頼度というか、除去されずに使用できる可能性は本来結構低いのですが、ビートとハイブリッドさせているシナジーが実はあります。
盗人しか生物がないデッキと、盗人以上の生物がわんさかいるデッキでは盗人の生存率はまるで違いますよね。他の特定の生物主体のコンボを狙う場合も避雷針として他の生物を多量に仕込んで置くといいです。
ジェイスも生物の壁で守ることができますし、過剰に攻撃を割り振られた場合は「PWシールドおいしいです」とでも思ってビート戦略に切り替えてしまうのもアリです。
さて、正気の削り落としの彩色ですが、青アバターを入れまくって削り落としの性能を高めようという誘惑に誘われがちですよね。
おそらく、アバターを入れておけば20枚程度は削れる計算になるのですが、その分マナカーブがいびつになってしまいます。土地も多めにいれなければいけなくなるので、期待値もあまり伸びません。実際、このサニタイフィッシュの構成でも12枚〜17枚程度の幅で削ることが可能です。
最後にサイドボードですが、神の怒りの場所はもともと道化の王杓をいれていた場所なのですが、神の怒りが必要なさそうな相手には道化とサイドで入れ替えてもよさそうです。
あとは月メイガスに弱そうなので、少し意識したサイドボードがいいかもしれません。
以上。少し対人で回しましたが、ライブラリ削りきっての勝利がなかなか高確率で可能です。おもしろいですよ。お試しあれ。
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