なんクラについて

2008年7月18日 MTG
 なんでも実況板のMTGローカルフォーマット、なん実クラシック(なんクラ)、どうやら少しずつ認知度を上げているのかな。盛岡で「なんちゃってなんクラ杯」(なんなん)とかいう大会が開催されるとかいう話を聞いて少し驚きました。
 ちょっとだけルールの差異をまとめておきましょうか

         なんクラ       なんなん
?カードセット 過去含めスタンダードの組み合わせ
?禁止カード  当時のスタン準拠  レガシー準拠
?4枚枠ルール あり        なし

 要するにどちらも歴代のスタンダードのデッキがぶつかり合うという点で一致しているわけですが、?と?で大分違うものに変わってますね。

 禁止カードはなんクラの場合は、レガシーで禁止されているネクロやヴァンチューなどのカードが一部使えるので、本当に当時のデッキが再現可能です。レガシー準拠だと「噴出」なんかも禁止されていたりして結構再現できないデッキがあったりします。
 ただ、スタン後のエラッタのせいでレガシー禁止になったカード、なんてものが存在するのでややこしい。代表例が「閃光」なんですが、これなんかはスタン云々関係無しに禁止でいいのではないかと思います。(そもそも当時閃光を使ったデッキというのはメタに食い込んでいないはずですし、趣旨には反さないと思います)

 4枚枠ルールは「過去のスタンは現在のスタンから4枚」「現在のスタンは過去のスタンから4枚」カードを加えてデッキを作ってよいというルールです。
 このルールが曲者で、SHMまではそれほど波乱もなかったのですが、SHMの森滅ぼしの最長老と閃光を組み合わせた最長老フラッシュや、レガシー級のライブラリ破壊コンボである絵描き石が登場し、メタに悪影響を及ぼしています。
 このようなコンボが現れない「なんなんルール」は大分安心して遊べるフォーマットだと思いました。少しなんクラより自由度が減るのが残念だとは思いますが。

 さて、なんなんに負けずに、なんクラをそのままリアルで大会開催することを視野に入れて少しルールの改善案をば。

 ・「閃光」の禁止orなんらかの使用制限
 ・現行スタンは4枚枠ルールを適用できなくする

 前者は前述のとおり、エラッタが出たがゆえのレガシー禁止であるため。なんらかの使用制限、に関しては、「このカードを使用する場合4枚枠ルールは使用禁止」、が良いのではないかと思います。

 後者は、
?過去スタンと比べて現行スタンが4枚枠として選べるカードが多すぎる
?過去スタンと違い環境が流動している
?リアル大会をやる場合の現実性
 の三点が理由となっています。

 (補足)
 ?は一目瞭然でしょう。選べるカードプールは現行スタンが完全に有利です。
 ?4枚枠は当時の最強が決まっている過去スタンに自由度を与えるために設けられています。趣旨からすれば現行スタンには適用不要でしょう。
 ?当時自分が使用していた過去のスタンデッキをベースにする場合、現行スタンの4枚は容易に入手できます。現行スタンに4枚枠を入れようとすれば、古いカードであればあるほど入手は困難になっていきます。

 というわけで、
 ・「閃光」の禁止orなんらかの使用制限
 ・現行スタンは4枚枠ルールを適用できなくする
 この二点、またスレで提案しようと思います。
 今の段階で意見がある方はコメいただけるとありがたいです。

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