前回はメタの中心のデッキを紹介しましたが、今回は電波デッキの紹介に戻ろうと思います。
今回紹介するのは誰もが一度は夢を抱く、セファリッドの警官デッキです。強さは中の下。トーナメントレベルではありませんのであしからず。

■警官ウィザード
// Lands
12 [CS] Snow-Covered Island
4 [10E] Underground River
2 [CS] Snow-Covered Swamp
4 [LRW] Secluded Glen
2 [MOR] Mutavault

// Creatures
4 [10E] Cephalid Constable
4 [TSB] Shadowmage Infiltrator
3 [LRW] Shriekmaw
2 [FUT] Venser, Shaper Savant
2 [LRW] Sower of Temptation

// Spells
3 [LRW] Cryptic Command
3 [LRW] Wings of Velis Vel
3 [PLC] Damnation
4 [TSP] Ancestral Vision
3 [MOR] Door of Destinies
4 [LRW] Nameless Inversion
1 [LRW] Profane Command

 今回は青黒のウィザードを寄せ集めて構築しました。なぜ集めたかというと、運命の扉を仕込んでいるからです。今回は扉と相性の良いネームレスのために青黒にしましたが、青白でマーフォーク・ウィザードにしてみるのもいいかもしれません。

 どこでもドアこと、運命の扉は指定した種族の呪文を使うたびに、その種族がどんどんと強化されていくという能力を持っています。つまりセファリッドの警官がいつの間にか育って、ビートしながらバウンスもこなせるようになってしまえるわけです。わお。
 扉と警官の両方と相性の良いヴェリス・ヴェルの翼も搭載しているので時には5つ以上のパーマネントをバウンスして相手をガタガタにできるかもしれませんね。

 カウンターは警官と相性の良い青命令しか入っていませんが、幸い除去は多めに入っているので除去をうまく使用して勝利を目指しましょう。
 警官の攻撃が見事通った日には、相手から罵詈雑ご・・賛辞の言葉をいただけること間違いないです。

 警官に夢を抱いたことのある皆さん、運命の扉でもう一度チャレンジしてみませんか?
今回紹介するのはモーニングタイド後のスタンダードでメタの一角を占めているキスキンデッキです。
これは兵士とのハイブリッドバージョンで、メドウグレンの騎士など兵士でないものは基本的に入っていません。
強さは上の中、丁寧に対処されない限りは大分安定した勝利が望めます。同系相手では先手ゲーでしょう。

■兵士デッキ(キスキンデッキ)
// Lands
4 [FUT] Horizon Canopy
11 [7E] Plains (2)
4 [MOR] Rustic Clachan
2 [TSP] Flagstones of Trokair
4 [MOR] Mutavault

// Creatures
4 [10E] Field Marshal
4 [LRW] Goldmeadow Stalwart
4 [LRW] Goldmeadow Harrier
4 [LRW] Wizened Cenn
3 [MOR] Kinsbaile Borderguard
4 [MOR] Cenn’s Tactician
4 [MOR] Ballyrush Banneret

// Spells
4 [LRW] Oblivion Ring
4 [LRW] Militia’s Pride

// Sideboard
SB: 4 [LRW] Burrenton Forge-Tender
SB: 4 [PLC] Stonecloaker
SB: 3 [CS] Jester’s Scepter
SB: 4 [LRW] Pollen Lullaby

キスキンの特徴として、
?1マナ圏の生物が12体(重鎮・タッパー・戦術家)投入される。
?変わり谷を投入しても肝心の白マナが出ないので、変わり谷は土地として数えない。
ということが挙げられます。
ご覧の通り、このデッキでもこの特徴は崩していません。

ここに8体のロード、兵士の旗騎士、国境警備隊を入れて完成です。
旗騎士は地味ですが、誇りのコストを軽減してくれるのが1マナでも大分大きいです。その1マナでトークンが1体出てしまいますから。
民兵団の誇りはグリフィンガイドと迷う人が多いようですが、このデッキの場合、元帥が入って8ロード構成のためこれを投入しています。打点の期待値が高く、国境警備隊との相性も良いです。勝てる試合は大体これで圧殺しています。

さて、このデッキは見てのとおりのウィニーですから、全体除去には弱いです。紅蓮地獄なり滅びなりを打ち込めば戦線崩壊はそう難しくありません。しかし変わり谷、警備隊、誇り、と戦線維持の手段が残されています。
対処する側としては、紅蓮地獄の後にインスタント除去で変わり谷を殺すところまでいってようやく第一波が止まるので意識しながら丁寧に対処してください。

また、ターボフォグのデッキタイプもこのデッキには有利に戦えます。サイドボードでセプターでの対処を試みていますが、メインではまず不可能でしょう。このことから同系対策、キスキン対策にフォグは有効なサイドボードの一つなのが分かります。
(このデッキにも同系対策でいれてあります)

最後に、電波置き場らしくないですが、現在のメタゲームの構図を考えてみますと、キスキンとフェアリーとヒバリがじゃんけんをやっているところに、エルフ、ならず者、ビッグマナが目を光らせている、といった感じでしょう。
ちなみにじゃんけんの力関係はキスキンがグーで、フェアリーがチョキで、ヒバリがパーですね。ウィニーVSクロックパーミVSコンボ入りコントロールとは・・モーニングタイド前の環境とはがらりと変わって、他のデッキタイプが入り込む余地は少なそうです。哀しいことに、ヒバリが多くの重いデッキを駆逐してしまいました・・。

ま、何はともあれ、まだ体験していない人がおられましたら、このデッキでメタの一角を体験してみてはいかが?
今回はモーニングタイド入りスタンダードで作った電波デッキの紹介です。
菌類ビヒモスを見たときピピンと受信しましたね。+1/+1カウンターが増えていくやつらでデッキを作ろう、と。
強さとしては中の下、トーナメントレベルではないのでご了承ください。

■+1/+1カウンターデッキ
// Lands
4 [FUT] Llanowar Reborn
4 [FUT] Grove of the Burnwillows
4 [LRW] Ancient Amphitheater
1 [10E] Plains (4)
3 [10E] Brushland
3 [TSP] Forest (4)
4 [10E] Battlefield Forge

// Creatures
4 [MOR] Taurean Mauler
4 [PLC] Fungal Behemoth
4 [PLC] Kavu Predator
3 [LRW] Mirror Entity
3 [LRW] Ajani Goldmane
4 [10E] Quirion Dryad
3 [MOR] Rage Forger
1 [FUT] Epochrasite
3 [10E] Troll Ascetic

// Spells
4 [10E] Condemn
4 [TSB] Fiery Justice

構成としてはご覧の通り、基本的にはガウージャスティスです。(ああすいません、ローカルネタですがガウーは誤字じゃありません)
また、トロールと多相を軸にシャーマンデッキの構成もとっています。トロールは+1カウンター生み出してくれませんが、載せられる側としては最適ですよね。

ほとんどのカードが+1/+1カウンターを生み出すのに何かしら貢献してくれるので、主役である(と勝手に思っている)菌類ビヒモスが巨大サイズで降臨してくれること間違いありません。

流行のフェアリーやヒバリにはどう頑張っても勝てる気がしませんが、焦熱の裁きでアドバンテージを取れる相手には軽く勝てることもあるかもしれませんね。

時にはこういう電波も息抜きに使ってみてはいかが?
初回ということですが、今回は最近お気に入りの「闇のゲーム」ができるスタンダードのデッキを紹介します。
モーニングタイド入ってませんが、入れるカードが見当たらなかっただけですので、あしからず。今月から相対的に弱体化した感じはあります。強さとしては上の下、今月からは中の上程度といったところでしょうか。

■地獄界デッキ
// Lands
4 [FUT] Graven Cairns
4 [10E] Sulfurous Springs
2 [PLC] Urborg, Tomb of Yawgmoth
9 [UNH] Swamp
4 [CHK] Mountain (1)
1 [LRW] Spinerock Knoll

// Spells
4 [10E] Underworld Dreams
4 [TSP] Wheel of Fate
2 [10E] Megrim
4 [TSP] Lotus Bloom
4 [PLC] Damnation
3 [TSP] Reiterate
4 [LRW] Incendiary Command
3 [TSP] Sulfurous Blast
4 [10E] Howling Mine
4 [PLC] Temporal Extortion

// Sideboard
SB: 4 [PLC] Extirpate
SB: 4 [PLC] Fury Charm
SB: 3 [TSP] Sudden Spoiling
SB: 4 [10E] Pyroclasm

見てのとおり、現代版メグリムジャーです。
命運の輪の大量ドローと地獄界の夢orメグリムで一気に削り、赤コマンド等でトドメ、という流れになります。
プレイングは少し難しめですが、実戦に耐えうるレベルです。モータイ後は少し厳しくなりましたが。

理想的な流れを説明すると、
1T目:ロータス待機
2T目:Fate
3T目:鉱山 or 地獄界 or 偏頭痛
4T目:ロータス生け贄 → 時間の恐喝を反復でコピー
追加T:煮るなり焼くなり。

この時間の恐喝のコピーはこれだけでは相手を殺せませんが、このデッキのメインコンボです。実においしい。
「怒鳴りつけ/Blowbeat」等と少し挙動が違うんですね、PLCの脅迫カードは。

「コピーはプレイされてないのでライフを選べない」

ここがミソ。
相手は、ライフ半分になった状態で追加1Tか、追加2Tを甘んじて受けるしかないわけです。
鉱山かFateの待機、のどちらかをあらかじめ置いておかないと効果は薄いですが、十分人が殺せるターンが手に入ります。

反復は恐喝のコピー以外にも、Fateをコピーして大ダメージを狙ったり、相手の打ち消しの邪魔をしたり応用が利きます。
コピーする際にオリジナルが打ち消されると困るので、青が見えたら使い方を後者に変えないといけません。

コンボデッキということで、おなじみパーミ系統には弱いですが、楽しいデッキですので、ぜひお試しあれ。
地獄界、偏頭痛、時間の恐喝、とあなたを闇色に染め上げてくれます。

test

2008年2月25日コメント (2)
てすと

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